私はずっと「天職」を探していました。天職とは何でしょうか。天から与えられた自分の仕事があるかどうかはわかりませんが、私にとっては「今、自分たちが始めなければならない使命感をもってできる仕事」、「自分の使っている仕事の時間が、大切に思う周りの人の時間を豊かにしていく仕事」です。
2005年に父の終末期を迎えました。病気が発生してからの3年間、様々な人生ドラマがありました。家族の様々な想いがあり、また難しい状況での困難、絶望を通じ、生きるということを深く考えさせられました。
私が、高齢者、介護、そして終末期に関わる仕事をしていきたいと思うようになったのはそれからです。
介護、高齢者の業界に来てから10年以上経ちましたが、現場や周りにもたくさんのドラマ、ストーリーがあることを知りました。これまでに、一寸たりとも「なぜ自分はここで働いているのか」と感じたことはありません。楽しいと感じる充実感と、何としてでも解決しなくてはならない課題への使命感が、同じくらいあるからです。
お客様に本当に価値のあるサービス、プロダクトを提供したいという思いから、2012年から準備を始め、2013年にアカリエの介護事業を立上げました。
今アカリエには、理念、志に共感する、たくさんの良き、優秀な仲間がいます。アカリエに関わる人たちの想いを実現するときが、今やっときたのです。